バリ島ギャニャール県ウブドを中心にのんびりと活動するウブドCH
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バリ島について
舞踊・音楽
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 バリの文化は宗教に深く根ざしています。舞踊や音楽は、神に捧げるお祭りに欠かせない要素です。
 舞踊の種類は、村一番の目力を持った娘に引き込まれるレゴンダンスや、獅子舞&シーサーの友達のような聖獣バロンと魔女ランダ、爪の長すぎる聖鳥ガルーダのお話しであるバロンダンス、猿に扮した男達の16ビートのトランスリズムのケチャッダンス、詩吟のような歌声が響く仮面劇トペン、魅惑の参加型チークダンスのジョゲッブンブンなどなど…バリを訪れると毎夜、様々な踊りを楽しむことができます。

 舞踊を盛り上げる音楽はガムランです。その音階はどこか懐かしく、聴いていると次第に心地よくなってきます。ガムランの中心となるのは鉄琴のような楽器で、それを金槌のようなバチで叩きます。とはいっても空気が湿っているせいか、キンキンと響く感じではありません。
 曲としては旋律というよりは、繰り返しを楽しむ打楽器系で、だんだん変化していくフレーズと、リズムの緩急が次第に脳に効いてきます。切り返しや決めの部分では、中心となる叩き手の金槌裁きと、すばやく鍵盤を押さえるミュート裁きの妙技もあわせて楽しめます。

 あまりにも不作法な鑑賞マナーはどうかと思いますが、お祭りのガムランは襟を正して聴き入るよりは、耳を開放して受け入れるという聴き方がしっくりきます。叩き手も佳境にはいるまでは子供を膝に乗せてたり、隣の人と無駄話してたりする、あの自由な感じが私は好きです。

 楽団をよく見ると、太鼓や笛、カウベルのような楽器や、木魚に、ミニシンバルのような楽器などといろいろあります。そして笛のソロがあったり、唄が入ったり、太鼓と踊り手の掛け合いがあったりと、物語の進行に合わせだんだんと佳境に向かって盛り上がるという風に、わかりやすく構成されています。

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 開演前のざわついた会場に、「ゴーン...」と銅鑼(響き通りゴンと呼びます)が鳴らされて、会場は期待と静寂に包まれる中、リードのガムランが響きはじめます…
 (踊り手の目の動きや、手足の指先の動きにまで同期していくリズム ユーモアを交えた弛緩のシーンと一変して緊迫した踊りの緩急...)
 クライマックスを迎えて最高潮の音の大洪水の後、観客の頭上でまだ余韻のリズムが鳴っている「ジーンとした会場」に、締めくくりにもまた「ゴーン ンー ンー...」と銅鑼が鳴らされます。

 すると不思議なことに、静寂の中から次第に虫の声・蛙の声が戻ってくる、あの感じがたまりません。
 ウブドゥでは毎夜どこかでガムランが演奏されていますので、滞在中に1つ是非聞いてみることをオススメします。

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 ガムランとは違い、もう一つバリ島ヌガラ地方に「ジェゴグ」といわれる音楽があります。これは高音から超々低音まで(ソプラノからコントラバスまで?)すべて竹の楽器を用いた15〜20人くらいの竹ガムラン楽団の音楽です。
 ジェゴグの奏でる音の特徴の一つに、太さ約20センチを越える超低音を出す竹楽器があります。この楽器は上に乗って2人がかりで演奏するほど巨大で、それから叩き出される音は会場の空気をビリビリと震るわせ、それでいて「キーンキーン」と音叉のような超高音をともなった不思議な響きを持っています。

 またジェゴグの演奏の最大の特徴は「ムバルン」と呼ばれる演奏合戦にあります。それは2つの村から別の楽団が左右に陣取り、2組の楽団が競いあう形で演奏するというものです。
 最初はそれぞれに、まずは左の村の楽団、次は右の村の楽団の演奏と順番に叩いていた音楽が、佳境に入ると互いに入り乱れて叩き合いになります。
 リズムというかノイズというか、会場は混沌とした状態になり、空気の振動もビリビリにビリビリが重なりカオス状態になります。そして会場は不協和音どころか、音の大洪水に巻き込まれます。叩き手はトランス状態になり、場合によっては何本か楽器の竹が割れたりします。最後は全身を使い、かけ声を合わせ、会場のボルテージも最高潮になりクライマックスへ…
 ついには勝ち負けが決まり 勝ち名乗りの演奏で次第に会場の興奮を冷ましていきます。
 気がつくと観客もこの競技演奏に巻き込まれて、熱を持った空気と不思議な爽快感に包まれます。

 この演奏の競技的な部分は、演奏後の後片づけにも見られます。
 勝った楽団は満足感に満ちあふれ、負けた方はふてくされ気味でさっさと撤収してたりします。これはこれで中学・高校生のクラブ活動を思い出し、別の意味で爽やかな気分になります。
 最近ではウブドゥ近郊にもいくつかジェゴグチームがあり、短期間の滞在でもその音を楽しむ機会は増えてきています。
 ただ運良く「地元のお祭りでジェゴグを呼ぶよ」とか「ジェゴグ好きの旅行者の企画があるよ」とか、2つの違う村から楽団を呼んだ形のジェゴグの噂を聞きつけたら、覗いてみると面白いかもしれません。

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